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催眠術の期待値

催眠術の期待値計算で外れた時の値を0ターンとしている例があるが
実際には自分側何も行動せず相手側が行動しているため-1ターンとなる
また先制催眠からの即起きは催眠をかけずに行動したのと同じ為、
0ターンとなるはずである

巷で計算されている期待値は交換する等して相手が何もしないターンの期待値
つまり交換際催眠に対する期待値である

対面催眠術の期待値(ターン)
2/5*-1+1/5*0+1/5*1+1/5*2=0.2ターン
でありどう考えても分の悪い賭けである

交換際催眠術の期待値(ターン)は
2/5*0+1/5*1+1/5*2+1/5*3=1.2ターン
となり単に相手が交換ターンによって消費している1ターンが反映されているだけである

つまり催眠術は5回試行して初めてリターンが得られる技であり
実践で5回も試行できることはほとんど考えられないため
なんらかのシナジーがなければ採用に値しない技である

そのシナジーとして考えられるのが祟り目である
祟り目は仮に即起きされたとしても威力130で攻撃できるため
実際に行動できるターンではなく実際に寝ているターンを考慮することができる

対面催眠術祟り目の期待値(祟り目有効ターン)
2/5*-1+1/5*1+1/5*2+1/5*3=0.8ターン

これは1ターンに与えられるダメージ量で考えると
シャドーボール80*1ターンに比べ、祟り目は130*0.8ターン(平均104ダメージ)であり
技スペースや相手の先制技、ラムの実等の問題を考えなければ
シャドーボールよりも催眠祟り目の方が与えるダメージ量は大きいということである

巷で素催眠ゲンガーが強いと言われているのは催眠術の行動不能期待値が高いからではなく
祟り目が高威力技となりえるからでありゲンガー以外の素催眠を試してもイマイチなのは
単に催眠術がリターンを得られる技ではないからという当たり前の結論だからであった